「IXY 600F」→「IXY 610F」→「IXY 620F」と続くキヤノンの「スリムかつ高倍率」モデルの後継機として、2014年2月に発売された。

初代の「IXY 600F」は、約1210万画素で、28mmからの光学8倍ズーム。
2代目「IXY 610」は、約1210万画素で、24mmからの光学10倍ズーム。
3代目「IXY 620」は、約1210万画素で、24mmからの光学10倍ズーム。
4代目「IXY 630」は、約1600万画素で、25mmからの光学12倍ズーム。

こうして画素数とズーム域だけを見ると着実に進化しているように見える。
だが、実はスペックダウンしたところもある。

「IXY 630」になったときに広角のF値が「3.0 → 3.6」。
「IXY 630」になったときに通常ISO感度の上限が「6400 → 3200」
「IXY 630」になったときに映像エンジが「DIGIC 5 → DIGIC 4+」
「IXY 630」になったときに動画の音声記録が「ステレオ → モノラル」

ただ、「Wi-Fi」を搭載しているのに加えて、新たにNFCにも対応したので、スマホとの接続が簡単にできるようになった。スマホを使ったリモート撮影も可能となった。


レビュー・口コミを探していたら、興味深いページを見つけたので、追記します。約1210万画素の「IXY 620」と、約1600万画素の「IXY 630」との画像比較です。

デジカメ選びは解像度では無かった・・・真実を知る(ほのかワードプレス)
・仰々しいタイトルでごめんなさい。知ってる人は知ってる話とは思いますが、あまりよく知らなかったデジカメ事情を教えてもらって、自分なりに驚愕してます。びっくり!
・ここはDIGIC 4+の2014年の最新鋭機でもあるIXY 630で比較してみました。有効画素数が1,600万画素(IXY630)ですから、1,210万画素しかないIXY620Fはガタガタで解像度も汚いはずです・・・・が・・・・現実は逆でした。
・目の刺繍の模様ですが、画素数だけ大きくても映像エンジンがしょぼいIXY630では溶けてしまっていますが、IXY620Fはくっきり見えています。なんと、映像エンジン「DIGIC」が違うだけで、ここまで解像度が違ってくるという・・・・これは迷わずIXY620Fに軍配ですね!

ふたつの「IXY」の画質の違いを鮮明にうつしだして、オミゴト。個人的には「映像エンジンの影響だけかな」という思いはあるものの、画素数の少ない「IXY 620」のほうが良好な画質なんだろうと思っていましたから納得。

※DIGICの違いはあると思いますが、センサーサイズに適した画素数なのかとか、レンズの影響もかなりあるような気がします。
あと、タイトルの「デジカメ選びは解像度では無かった」というのは「デジカメ選びは画素数では無かった」のほうが誤解されないかも。

追記ここまで(2015-8)


Canon デジタルカメラ IXY 630 光学12倍ズーム シルバー IXY630(SL)

Canon IXY 630 の公式サイト

キャッチコピー

Wi-Fi対応 光学12倍ズーム 高性能スリムモデル

主な仕様

・センサー 有効約1,600万画素  1/2.3型CMOS(裏面照射型)
・レンズ 25-300mm F3.6-F7.0 光学12倍ズーム
・液晶モニター 3.0型 約46.1万ドット 視野率:約100%
・連続撮影 通常:約3.9枚 ハイスピード連写:約10.5枚
・動画 フルハイビジョン(30fps) 音声:モノラル
・大きさ 99.7×57.6×22.4mm
・質量(バッテリー等含む/本体のみ) 約147g/約130g

ニュース記事

予期しない写真に出会える「IXY 630」(ITmedia デジカメプラス)
・ニュアンスの異なる5枚の写真を自動生成する「クリエイティブショット」を備え、独創的な写真を簡単に撮影できるシリーズハイエンドだ。

クリエイティブショット搭載の「IXY 630」 (デジカメWatch)
・クリエイティブショットは、1回のシャッターでオリジナル画像の他、異なるテイストの写真5枚が自動的に生成される機能。これまで「PowerShot N」にのみ搭載されていた。

レビュー・口コミ

IXY630を買ってみた(Fw:hobby)
・まあ、本当に無難な一品で悪いところは今のところ見当たらない。まずまずの買い物だったと思います。

CANON IXY 630(Harmonic-Sound)
・安かったのでつい購入。(^^; 操作体系はいつものIXYです。
・PENTAX Q10、OLYMPUS STYLUS XZ-10、CANON IXY 630、CANON IXY 30S、これらをオート撮影で撮り比べてみましょう。
・発売時期こそ異なれど、どれも1/2.3型裏面照射型CMOSセンサー。一番古く画素数の小さいIXY30Sが一番しっかり解像しています。
・センサーと画素数でも書いていますが、1/2.3型では1200万画素あたりがバランスが良さそうです。

ピンク・デジカメⅤ(Canon IXY 630)及びPowerShot SX700 HS(PC Blog in Bangkok@Thailand)
・起動は早い。ズームは12倍あるし、デザインを楽しむカメラだろう。

IXY 630(the door is opening)
・シルバー・ピンク・パープルというちょー微妙なラインナップで、消去法でパープルw
・薄くなって軽くなったけどサイズは大きくなってる。
・さっきゴミ出しに行ったら月がきれいに出てたので撮ってみた。キレイ。コンデジでこのクオリティ・・・すごーっ。余は、満足じゃーーーー。

【Camera】Canon IXY 630 購入(ノシ。部屋・改)
・Canon使いとしましては、
PowerShotかIXYの二択になる訳でして。デジイチを2台持っている現状で、果たしてPowerShot系統のハイスペックは必要か?と熟考、想定する使い方ならIXYで充分だろうという結論に。
・それと理由はもう一つ。そりゃあピンクってもんですw値段と見た目で決めましたええ。

IXY 630(最低限度のカメラ知識で…)
・普段は一眼なのでこのIXY 630は時々しか使わないけれど、オート機能はかなり優秀です。露出を外すことがほとんどないところは本当に素晴らしいと感心します。

作例

Canon IXY 630 で撮影した写真(PHOTOHITO)

価格情報

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