「DMC-GX7」の上位機種で、レンズ(2軸)とボディ(4軸)の6コントロールによる手ブレ補正機能「Dual I.S.」が特徴。ただし、6コントロールであって6軸ではない。基本的に4軸手ブレ補正なので、写真撮影では5軸手ブレ補正のように回転ブレには対応していない。

「DMC-GX7」に比べて大きく重いが、防塵・防滴構造設計となっているなど進化点は多い。「DMC-GX7」に比べると、星にピントを合わせることができる星空AFや、現時点で世界最高スペックの-4EVまで対応したローライトAF を搭載するなど、オートフォーカス性能の向上も著しい。

Panasonic ミラーレス一眼カメラ ルミックス GX8 ボディ 2030万画素 ブラック DMC-GX8-K

DMC-GX8 の公式サイト

主な仕様

・センサー 有効2030万画素 4/3型 Live MOS
・感度(ISO) 200-25600(100:拡張設定時)
・マウント  マイクロフォーサーズマウント
・ファインダー 約236万ドット 有機EL(4:3)
・液晶モニター 3型 約104万ドット(3:2)
 タッチパネル バリアングル式
・連射 約8コマ/秒(AF固定)
 約6コマ(AF追従)
 電子シャッター時は約40コマ/秒
・AF検出範囲 EV -4~18(ISO100換算)
・動画撮影
 4K(MP4 30p)
 フルHD(AVCHD 60p)
・ステレオマイク(外部マイク対応)
・電子水準器
・撮影可能枚数 約330枚
・大きさ(約) 133.2mm x 77.9mm x 63.1mm
・重さ(電池等含む) 約487g

DMC-GX7と比べて

・有効1600万画素(GX7)2030万画素(GX8)

・液晶モニターがチルト式(GX7)バリアングル式(GX8)

・内蔵フラッシュ(GX7)付属外付フラッシュ(GX8)

ニュース記事

新開発 「高精細20M Live MOSセンサー」と世界初6コントロール手ブレ補正システム「Dual I.S.」搭載デジタルカメラ DMC‐GX8発売(プレスリリース)
・広角から望遠まで広範囲なブレを補正して、より高画質に

パナソニック、“レンズ内+ボディ内”手ブレ補正の「LUMIX GX8」(デジカメWatch)
・手ブレ補正機構を強化したほか、より大きめのグリップを設けるなど使いやすさも向上させた。

レビュー・口コミ

デュアル手ブレ補正と進化した4K PHOTOに注目せよ(デジカメプラス)
・AFは特に文句もなく速くて快適。この空間認識AFはコントラストAFでは最速の部類に入るといっていい。
・ちなみに、4K動画時はボディ内手ブレ補正は働かず、レンズ内補正のみになる。動画メインで考えている人は頭に入れておきたい。

パナソニックLUMIX GX8(実写編)(デジカメWatch)
・掲載した作例を見ていただきたいが、樹木の緑の微妙なトーンの違いなどを余すことなく再現する。35mm判フルサイズフォーマットの約1/4の面積しかないマイクロフォーサーズだが、決して階調再現性は見劣りするようなところがないことをあらためて知らしめる。

パナソニックLUMIX GX8(外観・機能編)(デジカメWatch)
・ファインダー光学系には非球面レンズを採用しており、画面の隅々まで鮮明だ。ファインダー倍率が0.77倍と0.7倍から選ぶことができるのも便利。

パナソニック「LUMIX GX8」、精細な画質と信頼性の高いAFが魅力(日経トレンディネット)
・マイクロフォーサーズ規格でもっとも高画素の20メガピクセル、防塵防滴構造、先進的なオートフォーカス、2軸+4軸の6コントロール手ブレ補正、4Kフォト&4Kムービーと、機能や装備にスキがないLUMIX GX8。

Panasonic LUMIX DMC-GX8|SHOOTINGREPORT(PHOTOYODOBASI)
・実は、と改まって言うのもなんですが、GX7よりもサイズが一回り大きくなっています。しかしこれがデメリットだと感じることはありませんでした。

マイクロフォーサーズ「Panasonic LUMIX GX8」、購入して1ヶ月経過、新しいセンサーの実力は?初めてのレビュー(TEPS Notebook)
・チルト型の大型ファインダーは鮮明で見やすいです。もうLUMIX GH3のファインダーは見られません(笑)バリアングルタイプの背面液晶も縦方向でのローアングル・スナップには重宝します。子供を追いかけながら目線以下のポジションで撮る時にはすごく便利です。

動画

パナソニック LUMIX DMC-GX8 (カメラのキタムラ動画_Panasonic)

【徹底】私がGX8にした理由【比較】

コメント

この「GX8」の発売当時(2015-8)は、てっきり「GX7」(2013-9)の後継機かと思っていました。でも、「GX7MK2」が登場(2016-5)したので、そうではなく上位機種だったということが分かりました。ちなみに、「GX8」は2030万画素ですが、「GX7MK2」は「GX7」と同じ1600万画素です。

いろいろ調べてみると、「GX8」はパナソニックのフラッグシップ機「GH4」に近いポジションだと分かりました。ただ、一部のメディアが書いているような「ツートップ」ではないと思います。

たとえば、「動画の撮影可能時間」「ヘッドホンモニター端子の有無」など、さまざまな面で「GH4」のほうが高スペック。ただし、発売時期が新しいためか、高感度撮影時の画質を比べてみたところ「GH4」を上回っていると思いました。

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